コミックス版を読みました。
視野の狭さで王国に悲劇をもたらし革命軍に殺された王女が、人生をやり直すお話。
ラノベではよくあるストーリーですが、面白かった！
書籍版は３巻完結、コミックス版は７巻で完結しています。
＜読み進む前に＞
- 一部ネタバレあり。
- あらすじは筆者が作成したものです。
- 感想・おススメ度はあくまで筆者の個人的な印象に基づいています。
おススメ度
評価 ：★★★★（結構お気に入り）
ホット度：なし
あらすじと感想
※超ネタバレあり！ご注意ください！
あらすじ
歴史ある王国ハイルランドに生まれた王女アリシアは、青薔薇姫と呼ばれ、父王にも国民にも愛される存在だった。
だがハイルランドは隣国エアルダールとの戦に敗れ、王を失ってしまう。
講和条件として、ハイルランドは隣国のフリッツ皇子をアリシア王女の夫に迎え王とした。
新王は圧政を敷き、王女を裏切り、国民は不幸になってゆくが、
もともと政治にも国民の幸福にも興味のなかったアリシアは、夫を盲目的に信頼し愛しきっていたため、側近や国民の声に耳を貸さなかった。
ついにある夜アリシアは、王家を見限った革命軍によって殺されてしまう。
しかし、目覚めると彼女は10歳の自分に戻っていた。どうやら人生をやり直しできるらしい。
アリシアは心を入れ替えて公務に励むことにする。
だが気持ちを切り替えた矢先、彼女は前世で彼女を刺し殺したクロヴィスに出会ってしまった…
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感想
人生やり直しって夢ですよね～
だからこそラノベでは本当によく出てくる設定なんでしょうね。
私はコミックス版しか読んでいないのですが、1巻目を無料で読んで面白かったため、結局続きを買ってしまった作品です。
まさに電子書籍サイトのマーケティング手法にまんまとやられてしまったのですが、後悔はしていません。
何度も読み直しているくらい好きだと言えます。
書籍版は完結していますし、コミックス版も完結したので、レビューを書くことにしました。
進行は終始シリアスで、無駄なおふざけシーンがほとんどありません。
そこも好きな部分かも。
やり直し版のアリシアは強い女性です。
もともと持っていた素質を生かし、勉強を重ねて自信をつけた姿はかなりカッコいい。
殺されたことは恐怖ですが、犯罪者の孫として疎まれていたクロヴィスを側近に迎えて彼を理解し、能力を生かすことに決めました。
１巻ではクロヴィスもアリシアもかわいい。そしてリディは典型的なおぼっちゃまキャラ。
４巻からアリシアは16歳になりますが、彼女は前世で愛に溺れ失敗した経験から、今回は恋よりまず国を守るという姿勢。
ハイルランド滅亡という未来を変えるため奔走します。
決意に満ちた姿には、クロヴィスじゃなくても惚れますね。
コミックス版は絵が素敵です。
ヒロインは子供時代も成長してからも可愛いし、ヒーローはヒロインに比べると影薄めだけど（笑）カッコいい。
ストーリーも、コミックス版は陰謀が単純化されてかなりわかりやすくなっています。
コミックス版から入って、書籍版を買うというのもアリですね！
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基本情報
自分の情報整理のための覚書ですが、お役に立てば幸いです。
出版社・出版年等
原作：枢 呂紅（かなめ ろく）
キャラクター原案：双葉 はづき
構成：佃 繁奈（もち工房）
作画：優月 祥（ゆづき しょう）（もち工房）
原作初版：2017年
コミックス版初版：2020年
舞台：ハイルランド（架空の王国）
出版社：書籍版 主婦の友社、コミックス版 スクウェア・エニックス
（覚書）
購入形態：電子書籍
購入サイト：ebookjapan
登場人物
ヒロイン：アリシア・チェスター（ハイルランド王女、10歳からやり直し）
ヒーロー：クロヴィス・クロムウェル（王女付き補佐官）
その他 ：リディ・サザーランド（シェラフォード公爵家嫡男）、ロバート・フォンベルト（近衛騎士団副長）、ジュード・ニコル（ローゼン侯爵）、フーリエ女官長、アニ、マルサ（侍女たち）
ebookjapanってお得なの？
この本を買った電子書籍サイトですが、PayPayが貯まるのでよく使っています。
サイト独自のポイントだとそのサイトでしか使えませんが、PayPayポイントなら利用範囲が広いので。
それに金曜日には大量にPayPayポイントが貯まるんです！
私はワイモバイルユーザーなのでさらにお得なんですよね。
まあこうやって囲い込まれて行くんでしょうけど、アプリも使いやすくていいですよ。
