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「本好きの下剋上」の記事に頻繁に出てくる「Audible(オーディブル)」ですけど、何なのそれ? っていう方もいらっしゃいますよね。
今回はAudibleを始めとしたオーディオブックについてちょっぴり紹介します。
- 日本でやっと当たり前になってきた音声だけの本
- オーディオブックとは
- なぜAudibleなのか
- どうして「本好きの下剋上」をAudibleで聴くの?
- アニメのマイン役、井口裕香さんが朗読を担当!
- アニメ先取り⁈ まだアニメ化されていない部分もマインの声で聴ける!
- KindleとAudibleを組み合わせて外国語学習も!
- Audibleの会員になれば聴き放題!しかも最初の30日間は無料!
- Audible人気作品を聴いてみよう
日本でやっと当たり前になってきた音声だけの本
海外では主に視覚障害者のための本として随分昔からあったのですが、日本では一般的ではなかった音声だけの本。
今ではまんま英語で「オーディオブック」と呼ばれています。
日本でも昔からカセットテープの本があったとは思うのですが、お手軽な読み物はなかったですね。
朗読された本ってたいていラジオで聴くものだったような気がします(古い)。
海外でもインターネットがここまで普及する前は、カセットテープ⇒CDで売っていました。
(我が家にはその昔買ったハリー・ポッターの「炎のゴブレット(英国版)」のCD本があります。3枚組かな?)
まあ経緯や歴史は省きますが、今では日本でも手軽にオーディオブックが買えるようになりました!
オーディオブックとは
現在のオーディオブックとは、簡単にいうと、俳優さんや声優さんなどが本を朗読してくれている音声ファイルのことです。
音声ファイルなので、インターネットにつながっている時にスマホにダウンロードしてオフライン(ネットに繋がっていない状態)で聴いたり、ダウンロードしながらストリーミングで聴いたりすることができます。
車の中で聴いたり、ジョギングしながら聴いたり、お風呂で聴いたり、家事をしながら聴いたりできます。最高じゃないですか?
1冊ずつ買うこともできるし、定額料金で格安で聴くこともできます。
1冊ずつ買うと、朗読時間が長い本は3,500円くらいと結構高いので、月額会員になるのがおすすめです。
いずれにしても、サイトで提供している専用アプリを使って聴くことになります。
日本では、audiobook.jp、Audible が人気です。
なぜAudibleなのか
簡単に言うと、入口がお手軽だからです。
Amazonで本を検索すると、選択肢として出てくるので買いやすい。お試しもできるので合わなかったらやめればいいし。
でも一番大きな理由は、「本好きの下剋上」の本編オーディオブックがAudible版しかないから。
「本編」と限定しているのは、実はドラマCDなら他のサイト(先ほどのaudiobook.jpとかBOOK☆WALKERとか)でも買えるからです。
でも本当に聴きたいのは本編なんです!
先日第四部の最終巻が配信になったんですが、すごい人気でした。
2月の人気作品ランキングTOP5︎発表🎊
— Audible(オーディブル)-Amazonのオーディオブック (@audibleJP) March 6, 2024
🥇1位 香月美夜『本好きの下剋上』
▶️ https://t.co/bJExu90axs
🥈2位 川上未映子『黄色い家』
🥉3位 万城目学『八月の御所グラウンド』
🏅4位 中山七里『殺戮の狂詩曲』
🏅5位 伊坂幸太郎『777 トリプルセブン』
6位以降はこちら☛ https://t.co/JaY8syG23x pic.twitter.com/1z1efDpeAn
同じように考えている人はたくさんいるみたいですね!
どうして「本好きの下剋上」をAudibleで聴くの?
「オーディオブックなんていらないよ。本を読めば十分じゃない?」と思うのは当然です。
でも「本好き」って、魔力の出ている本😉ですから、ついつい朝まで読んじゃうことがあるんです(本好き沼あるある)。
そんな時は細かい描写まで読んでいないことが多い。
しかし「本好きの下剋上」は、大事な手がかりがこそっと埋め込まれている伏線だらけの物語。
緻密に構成されていますから、読み逃し厳禁なんですよ!
そんな読み逃しをサポートしてくれるのがオーディオブック。
耳から聴くと驚くほど簡単に吸収できるんですよね…
あの長ーい貴族や神々の名前を覚えるのにも大いに役立ちますよ (笑)
アニメのマイン役、井口裕香さんが朗読を担当!
「本好きの下剋上」オーディオブックでは、アニメでマインの声を担当している井口裕香さんが、すべての朗読をやってくださっています。
これが素晴らしいんですよ~
何が素晴らしいって、一般的にオーディオブックって、地の文の他に複数の登場人物の声も出さなくちゃならないんですが、それぞれの声を読者が聴き分けられるように区別して読む必要があるんです。
つまり、ある程度演技力がないと「これ誰?」になっちゃって本を聴く楽しみが半減してしまう。
それが井口さんの朗読だと登場人物の区別が簡単!
だって女性だけでも、マインの声、トゥーリの声、母さんの声、エルヴィーラの声、リヒャルダの声、シャルロッテの声…これ全部違うんです!
マインは表情豊かだけど聖女にもなるしお嬢様にもなる。でも全部マイン。
トゥーリはかわいいけどシャルロッテとは全然違う。
男性だと、フェルディナンド、ジルヴェスター、カルステッド、エックハルト、ユストクス、ハルトムートなどなどいますが、ちゃんと区別できます。
フェルディナンドはいつも冷静でカッコいいけどちょっと意地悪。
ユストクスはいつも愉快そうだけど時に物騒。ハルトムートはちゃんとハルトムート。
朗読会でも感動しましたが、井口さんは本当に演技力がありますね!
これ以上の説明は不要!な方はこちらからお試し ↓
アニメ先取り⁈ まだアニメ化されていない部分もマインの声で聴ける!
2024/3時点で、「本好きの下剋上」は第四部Ⅸ(9)まで配信済。
アニメ化されたのはまだ第二部までですから、制作中の第三部以降を先取りして井口さんの声で聴けることになります!
「別離」のシーンも、井口さんの声で聴くと一層胸に迫ります😭。
※こちらで第四部Ⅵ~Ⅸを紹介しています
KindleとAudibleを組み合わせて外国語学習も!
英語版の方々がすごく頑張っていらっしゃるので、なんと「本好きの下剋上」英語Audible版が出ました!
Ascendance of a Bookworm: Part 1 Volume 1 Audible版 – 完全版
Audibleは米国企業なので英語のオーディオブックが充実しています。
私がそもそもAudibleの会員になった理由は、英語学習のため。
やり方は簡単。
洋書を紙書籍でも電子書籍でも良いので買って、その本をオーディオブックで何度も聴く。
これだけで洋書の理解が深まり、リスニング力の向上にも役立ちます。
ただし、自分の好きなジャンルで、しかもすでに翻訳版で中身を知っている本を聴くのが肝心ですけどね。
なぜなら外国語学習は反復がメイン。
内容がわかっていても、お気に入りの本であれば何度聴いても飽きないし苦になりません。
「あ、ここは実はこんな風に言ってたんだ!」とか気付くの楽しい。
慣れてきたら、アプリで速度を上げて聴くようにするといいと思います。
私は日本のAudibleがなかったころに米国audibleに登録し、ジョージェット・ヘイヤーとかシャーロット・マクラウドの原書を英語で聴きたくて買いあさりました。
ジョージェット・ヘイヤーの作品は英国摂政時代を舞台にしているので限りなく趣味の世界ですが、
シャーロット・マクラウドは言葉を操るのがとても上手で、作品は単語が難しくないのに内容がウィットに富んでいて飽きないですし、日常に使われる会話も多く参考になりました。
家事をしながら毎日聴いていたし、好きなところは暗記するくらい何度も聴きました。
そのかいあってか、今はたいていの英語の本が初読で8割程度まで理解できるようになっています。
もちろんそれまでも通常の英語学習はしていましたが、ブーストしてくれた感じです。
Audibleの会員になれば聴き放題!しかも最初の30日間は無料!
日本のAudibleでは、12万冊以上のオーディオブックが月額1,500円で聴き放題です。
もちろん聴き放題対象外の本もありますが、その場合も会員なら30%割引で購入できるという特典があります。
「本好きの下剋上」は、配信済の第四部Ⅸまで、すべて聴き放題の対象。
つまり今お試しで申し込めば、30日間は「本好きの下剋上」第四部Ⅸまでだけじゃなく、その他の対象の本を無料で聴けるというわけです!
本好き沼にはまった方もそうでない方も、Audibleのオーディオブックで家事をしながら気軽に読書をしませんか?
通勤通学やジムで聴くのもいいですね!
詳しい情報と会員登録はこちらから ↓
(なお、本家本元のアメリカのAudibleは聴き放題ではありません。標準的なプランで1ヵ月あたり1冊購入できるコイン(クレジットと呼ばれています)がもらえる、旧来通りの仕組みです。1,500円で聴き放題の日本の会員は恵まれていると思います。ただ、アメリカ版はよくセールがあって、時々ものすごく安くしてくれるんですけど)
Audible人気作品を聴いてみよう
「本好きの下剋上」以外のラノベで私が聴いているのは、
「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました」、
「ティアムーン帝国物語」、
「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」です。
※最弱テイマーはこちらで紹介しています。
ほかのラノベでは、娘によると「転スラ」こと「転生したらスライムだった件」も面白いらしいですね。
あと中村颯希先生の「神様の定食屋」も私のwish listに入っています。
ラノベのほかにも色々あるので、お試し期間中に「売れ筋ランキング」などで面白そうな本を選んで聴いてみるのもいいのでは?