読んだのはコミックス版ですが、原作はこちらです。
ヒーローがいいヤツ。よくあるハーレクインですが、読後感が良かった。
<読み進む前に>
- 一部ネタバレあり。
- あらすじは筆者が作成したものです。
- 感想・おススメ度はあくまで筆者の個人的な印象に基づいています。
おススメ度
評価 :★★★★(結構お気に入り!)
ホット度:ふつう・・・かな?あってよかった。
あらすじと感想
※超ネタバレあり!ご注意ください!
あらすじ
かつて自分を町から追い出した、ブラックストーン家の主が亡くなったと聞いて、ケイトは故郷に帰ってきた。
主の孫である恋人には知らせずに産んだ、赤ん坊のカーターを連れて。
しかし誤算だったのは、恋人のジェイク(ジェイコブ)もまたこの町に来ていたこと。祖父が亡くなったので、彼が紡績工場を継ぐことになったのだ。
一方ジェイクは、ケイトが突然姿を消した理由がわからないまま悶々と2年を過ごしていた。
まだ未練がある。再会はその理由を知って、よりを戻すチャンスかもしれない。
そして再会。祖父のしたひどい仕打ちを知って、衝撃を受けるジェイク。
でも自分にも父親としての権利があるはず。どうしても2人のそばにいたい。
ケイトに頼んで、彼は居間のカウチで寝ることを条件に、同居して息子の世話をさせてもらうことになった。
だが、実はそのころ紡績工場は、さまざまな妨害・嫌がらせを受けていた。
せっかく2人が盛り上がってきたところに、綿花畑の被害の知らせが入り・・・
感想
浦川さんは、やっぱり開いた口が気になる・・・でもこの作品に限っては、なんとかスルーできました。
ヒーロー家族に追い出され、ひそかに子供を産むというよくあるハーレクインです。
でも、赤ちゃんが可愛いのと、ヒーローが結構善人だったので、読んでいて苦しくなることはありませんでした。
彼は、赤ちゃんが自分の子供だとわかると、すぐヒロインと同居して面倒をみようとするし。なかなか良かった。
原作は読んでいないのですが、本当はもっとイヤなヤツかもね。
さて、ひとつ気になることを。
よく購入サイトで見かける「BOOK」データベースのあらすじでは、ヒーローがヒロインを罵ったことになっていますが、コミックスのヒーローは罵っていないです。
自分に知らせなかった理由を問いただしただけ。
トンデモクソ野郎はヒーローの祖父でした。それとその腰巾着。
ヒーローは若かったのと経験値が不足していたので、祖父が陰で自分の人生を操っていたことに気づかなかったのでした。よくあるお話。
でも幸い、まだ2年しか経っていなかったこともあり、挽回のチャンスはあるとばかりに(これは私の妄想ですが)、頑張って赤ちゃんの世話をするジェイク。
相変わらずケイトは以前と同じく日陰者扱いですが、再会後のそれには理由があったのでした。
とりあえず、妨害者の正体をヒロインが見破って、めでたしめでたし。
エピローグの子供たちがとっても可愛いですよ。カーターはイケメンの卵に成長していました!ヒーロー、なぜ最後までスーツなんだ・・・
基本情報
自分の情報整理のための覚書ですが、お役に立てば幸いです。
原題・出版年等
原題:The Blackstone Heir
原作著者:ダニー・ウェイド Dani Wade(原作未読です)
コミックス版著者:浦川まさる
初版:原作2015年(日本2017年)コミックス版2018年
舞台:米国、サウスカロライナ州ブラックヒルズ
(覚書)
購入形態 :電子書籍
購入サイト:楽天Kobo
登場人物
ヒロイン:ケイト・ガトリン(バーテンダー、絶品チェリーパイを作る)
ヒーロー:ジェイコブ・ブラックストーン(町を牛耳るブラックストーン家の跡継ぎ)
その他 :カーター(ケイトの息子)
作品を味わう (^^♪
手造りチェリーパイが気になりますよね!
アメリカンチェリーパイだから、こんなイメージかなー
わたしはチェリーパイより、「きのとやの焼き立てカスタードアップルパイ」が好物なのですが…って関係ないよね!
ちなみに、札幌きのとやは、チーズタルトが有名です。
こちらの きのとやオンラインショップ で買えますよ! でもわたしはアップルパイが…(しつこい)